UPDATED 2021.05.28
こんにちは。
椿井生活舎の二宮美香です。
木曽の冬もおわり、気づけば初夏。
もう梅雨入りなのかなというお天気が続いています。
このまま、過ごしやすい季節をあまり楽しむことなく5月は過ぎていきそうです。
それでも4,5月は山菜と摘み菜を思い切り楽しみました。
毎年少しづつ食べる種類も増えていき、美味しく食卓に並ぶことが増えました。
最近手に取るものは、山菜や保存食、信州の食など暮らしの本ばかりです。
夫も山菜採りが趣味になりつつあり、籠と自作の道具も登場して。
せっせと春のご馳走を夫婦連携で収穫しております。
特に、タラの芽とコシアブラには目がないようで、天ぷら担当の夫に全ておまかせです。
信州人おなじみの”花ごろも”をつかうとサクサクに。
去年当たり年だったたけのこ。今年は裏年です。
孟宗竹と淡竹と暮らす集落では２種の筍を採ることができます。
大鍋で煮て、灰汁抜き。今年もメンマや干したけのこもつくりました。
いただきものの大鍋をつかい、端材で煮ます。
7月野菜が収穫できるまで、食料をせっせとつくり保存します。
冷凍庫の去年つくった保存食を食べながら、野菜の成長を待ちます。
干したけのこは、スルメのようなみためと食感に。
5月も朝晩冷えるので、ストーブの力を借りて。
名古屋の時から続けている味噌作り。今年で１４年目です。
町の方からいただいたミンサー、木桶をつかって１５キロ仕込みました。
2人家族でも３食味噌汁だと、これぐらいは必要で。
外食もほとんどないのでこれで１年分です。
来年の目標は、自分で作った大豆で味噌を仕込むこと。
毎年うまく大豆ができなくて、今年はえごま畑の一角につくります。
大鍋で大豆を煮て、ミンサーをひたすら手回し。
糀は、働く加工所でつくったもの。３年目で、糀の作り方をやっと理解できました。
今年のえごま畑もはじまりました。
３月に販売スタートしたえごまシリーズ。
嬉しい事に、えごま油１度目の搾油分はすぐなくなり、２度目の搾油も残りわずかです。
6月12日（土）に出店予定の、ふらっと木曽さんでのイベント「きそだにマーケット」に椿井木工舎の製品と一緒に、生活舎のえごま油とパウダーも販売いたします。
ちゃぼ夫婦もお手伝い。
草の根や、ミミズ、虫など食べて、フンをして土を肥やしてくれます。
雨が続く中、数日の晴れ間をねらいえごま畑を耕し、ほったらかし畑に、苗を植えたり種をまいたり。
緑肥が大きく育ち、刈り取って草マルチにしました。
微生物のエサとなる米ぬかをまくと、草マルチを徐々に分解して畑をよくしてくれます。
夕暮れの畑。竹や麻紐をつかい支柱をたて、野菜の手助けを。
１年前の春に家族になった2人も立派な大人の矮鶏に。
いつもふたり仲良く♀よもぎはおてんばで食いしん坊に。
♂うこぎは凛々しく美しく勇敢に。よもぎをいつも守ってくれます。
今では、工房内にある家から畑まで、ふたりで散歩するほどに。
工房内を自由に動き回る。
これから卵を産みに棚に飛び乗る前。
棚の一番上の巣箱にはいり、卵をうみます。
安全で綺麗な場所を選んだんかな
家時間をさらに楽しんでいただけたらと思い、ふらっと木曽さんに声をかけていただき始まったダーニング教室。
木曽から少しずつ広がり、伊那谷でも３ヶ所（伊那、駒ヶ根、飯田）でさせていただいております。
教室開催の詳細は、こちらまで。
駒ヶ根 本と余白Noborutoさんでのダーニングの日。
窓からは、南アルプスがきれいにみえます。
教室では、椿井木工舎のダーニングマッシュルームの使い心地を試していただいています。
ダーニングで使っていないときは、飾っていただけるよう樹種もきのこっぽいものを選んで作っています。
町の方からいただいた重箱に、頂き物の毛糸や刺繍糸、レース糸などを詰めて。
針や糸切り鋏など、道具もいただいたものを使わせていただいています。
６、7月と雨の多い季節は家でゆっくりちくちく時間。
二宮家は、朴葉と山椒、梅仕事がはじまります。
今後の椿井木工舎、椿井生活舎の予定をお知らせします。
○5月28日 東別院暮らしの朝市→開催中止
○5月29・30日 クラフトスクエア+クラフトフェアまつもと→開催中止
○6月12日 きそだにマーケット 木曽町 ふらっと木曽
○6月19日 ダーニングWS 駒ヶ根市 Noboruto
○6月28日 東別院暮らしの朝市（中止の可能性有り）
○7月2日 ダーニングWS 伊那市 ヒナタヤ→満員御礼
○7月16日 ダーニングWS 飯田市 テンリュウ堂（キッチンもものわさんとのコラボ）
各イベントの詳細は随時SNS等でお知らせしていく予定です。
どうぞよろしくお願いします。
目まぐるしく過ぎる日々、今日は加工所であんこ作りです。
今日も頑張ります。
文・写真 二宮美香
