UPDATED 2020.12.30
目まぐるしく巡る日々に追われ、気づいたら2020年の12月30日。
昨年のブログを見返すと、大晦日に書いていました。
今年2020年は、大晦日前日にブログを綴りたいと思います。
2020年、まずは1月の京都、恵文社一乗寺店での企画展から始まりました。
妻の活動である「ねこ」や、素敵な仲間とともに、恵文社で展示できたことは、なんだか夢のような出来事でした。
2月は、パンと日用品の店 わざわざさんとのコラボコーヒーメジャーの販売がスタートしました。
そして春、新型コロナウィルスの影響により、出展を予定していたクラフトイベントは全て中止に。
そんな中でやってきたのが2羽のチャボです。
「工場で飼えるよ。」と、知り合いの木工家でチャボ愛好家の方から中雛のつがいを譲っていただきました。
つけた名前は「うこぎ♂」と「よもぎ♀」。
2羽はあっという間に大きなり、うこぎは立派な雄に成長して、よもぎは元気に卵を産んでくれています。
また、今年から集落の土地をお借りして荏胡麻を育てることになりました。
無農薬、無肥料でも、立派に育った荏胡麻の葉っぱ。
秋には実を収穫、脱穀、そして洗って乾燥。
その全てが手作業。
来年には質の高い荏胡麻油が絞れるはずです。
夏には岡谷市のオーガニックマーケット カンビオさんで、木曽町開田高原の料理家 木村真理さんとのコラボ出店でした。
美味しくて美しい、真理さんの料理。
カンビオさんでは12月にも出店させていただき、今後も定期的に真理さんとコラボ出店させていただく予定です。
11月、岐阜県八百津町の、てとてびと商店での展示です。
てとてびとのお二人は、お互い名古屋に住んでいた時からの友人で、八百津町に移住し、夫婦で美しい空間を作り上げていました。
今回の展示では、たくさんお世話になってありがとう!
12月、公益財団法人 日本野鳥の会のカタログ通販、オンラインショップにて、コーヒメジャーワグテイルのお取り扱いがスタートしました。
なんだか鳥にとってもご縁がある椿井木工舎です。
今年は新型コロナウィルスが猛威をふるい、私たちの生活様式も大いに変わりました。
世界的に大変な状況の中ではありますが、自身の感想としては、自分たちの生き方をしっかり見つめ直すことのできた、貴重な期間であったようにも思います。
こんな状況でも、人間以外の動物や自然は、変わりなく日々の営みを続けている。
「生きることとは」
少し立ち止まり、そんな本質を考えることができた1年でした。
抱卵じゃまされて、ふてくされたよもぎ。
写真 二宮大輔 美香
文 二宮大輔